プログラム
日程表
招待講演
招待講演1 「小児救急医療のピットフォール 〜あなたはその患児を救えるか〜」
6月12日(金)13:30〜14:30 大ホール
- 座長:市川光太郎(北九州市立八幡病院)
- 林 寛之(福井大学医学部附属病院 総合診療部)
招待講演2 「小児外傷劇的救命」
6月13日(土)13:00〜14:00 大ホール
- 座長:村田祐二(仙台市立病院 救命救急センター)
- 今 明秀(八戸市立市民病院 救命救急センター)
日本における救急医療の第一人者である林先生、今先生をお招きします。
小児救急医療の醍醐味を聞けるだけでなく、お二人と大いに議論し、交流する貴重な機会にしたいと思っています。
特別企画
特別企画1 「小児救急疾患の非典型症例をいかにマネジメントするか」
6月12日(金)9:00〜11:00 大ホール
- 座長:上村克徳(神戸市立医療センター中央市民病院 小児科)
- 座長:笠井正志(長野県立こども病院 小児集中治療科)
- ファシリテーター:田村卓也(手稲渓仁会病院 小児科)
- ファシリテーター:岡田 広(松戸市立病院 小児科)
- コメンテーター:林 寛之(福井大学 総合診療部)
- コメンテーター:窪田 満(埼玉県立小児医療センター 総合診療科)
- コメンテーター:児玉和彦(こだま小児科)
第27回学術集会で好評を博した「小児内科疾患の非典型症例をいかにマネジメントするか?」の続編です。コーディネーターに上村先生、笠井先生をお迎えし、症例プレゼンテーション・ファシリテーションを田村先生、岡田先生にお願いしました。更に、コメンテーターに林先生、窪田先生、児玉先生をお迎えするとともに、オーディエンス・レスポンス・アナライザー(100人分)を用意し、双方向性の議論ができるようなセッションを企画しています。
特別企画2 「診療ガイドライン ─ 急性胃腸炎、急性虫垂炎」
6月13日(土)9:00〜11:00 大ホール
- 座長:草川 功(聖路加国際病院 小児科)
- 座長:黒田達夫(慶應義塾大学 小児外科)
急性胃腸炎
- 「目的とその歴史的背景」
靍 知光(聖マリア病院 小児外科 診療部長)
- 「診断と検査」
服部益冶(兵庫医科大学 小児科)
- 「重症度評価と輸液療法」
平田倫生(聖路加国際病院 小児科)
- 「治療1:経口補水療法」
十河 剛(済生会横浜市東部病院 小児肝臓消化器科)
- 「治療2:食事・薬物療法」
伊藤純子(虎の門病院 小児科)
- 「予防と教育」
津村直幹(久留米大学 小児科)
急性虫垂炎
- 「作成の目的と方法」
川瀬弘一(聖マリアンナ医科大学 小児外科)
- 「診断」
矢ケ崎英晃(山梨大学医学部 小児科)
- 「画像診断の役割」
内田正志(徳山中央病院 小児科)
- 「active observation、抗菌療法」
渡部誠一(土浦協同病院 小児科)
- 「治療に関連する諸問題、特に保存的治療方針について」
広部誠一(東京都立小児総合医療センター 外科)
- 「腫瘤形成性虫垂炎に対する治療方針」
内田恵一(三重大学 小児外科)
- 「腹腔鏡手術」
谷水長丸(防衛医大 小児外科)
コメント
- 「小児重積症の診療ガイドライン」公表後アンケート調査報告
浮山越史(杏林大学 小児外科)
本学会ガイドライン委員会で作成中の急性胃腸炎、急性虫垂炎の診療ガイドラインについて議論します。岩中先生、草川先生によるコーディネートの下で担当委員に完成目前のガイドラインを提示していただき、フロアと議論を重ねてブラッシュアップし、完成に持っていこうという企画です。
特別企画3 「親の力を小児医療に活かそう」
6月13日(土)14:30〜16:30 大ホール
- 座長:阿真京子(知ろう小児医療守ろう子どもたちの会)
- 座長:久保 実(石川県立中央病院 小児科)
- 丹生裕子(県立柏原病院の小児科を守る会)
- 大谷美帆子(おらほの産科小児科を守る会)
- 荻野桃子(邑楽館林の小児医療を守る会)
- 井出崎小百合(すこやか育ち隊)
- 藤原健次(知ろう小児医療守ろう子ども達の会)
各地で小児医療を支援しようと立ち上がった患者家族の団体をお招きし、各団体の取り組み、課題、解決法を聞いて小児救急医療の今後を考えるという企画です。小児医療を良くするために、患者家族の力を活かしたい、との思いから今回の企画を立ち上げました。
シンポジウム
シンポジウム1 「事故か虐待か? どう鑑別し、どう対応するか?」
6月12日(金)9:00〜11:00 小ホール
- 座長:白石裕子(東京工科大学 小児看護学)
- 座長:三平 元(松戸市立病院 小児科)
- 「児童虐待に関する行政の役割と最近の話題」
田村 悟(厚労省雇用均等・児童家庭局総務課 虐待防止対策室)
- 「事故における医療機関と行政機関との連携の意義について」
溝口史剛(済生会前橋病院 小児科)
- 「虐待に特異的な画像所見」
小熊栄二(埼玉県立小児医療センター 放射線科)
- 「事故をおこした児童、あるいは虐待を受けたと思われる児童の保護者への対応と地域連携の実践」
内田貴之(杏林大学 小児救急看護認定看護師)
- 「基礎疾患を有しており、虐待を受けたと思われてしまう病態の鑑別」
仙田昌義(国保旭中央病院 小児科)
シンポジウム2 「病院前救護 今、何が必要で、何をすべきか?」
6月12日(金)15:30〜17:30 大ホール
- 座長:新田雅彦(大阪医科大学 救急医学)
- 座長:六車 崇(横浜市立大学附属市民総合医療センター 高度救命救急センター)
- Opening Remark
新田雅彦(大阪医科大学 救急医学)
- 「小児病院前救護の現状 〜全国消防本部への調査から〜」
賀来典之(九州大学 救命救急センター)
- 「小児院外心停止患者への病院前救護活動における薬剤投与の有用性の検討
(SOS-KANTO 2012最終解析報告)」
井上信明(東京都立小児総合医療センター 救命救急科)
- 「小児院外心停止に対する口頭指導の課題」
六車 崇(横浜市立大学附属市民総合医療センター 高度救命救急センター)
- 「効果的な胸骨圧迫を行うための指導方法 教訓的な症例(領域を問わない)」
青木一憲(国立成育医療研究センター 手術集中治療部)
- 「学童の心原性院外心停止の実態と新しい対策」
三谷義英(三重大学 小児科)
- 「救命の連鎖から見た学校心停止」
桐淵 博(埼玉大学 教育学部)
指定発言
- 清水直樹(東京都立小児総合医療センター 救命・集中治療部)
- 太田邦雄(金沢大学 小児科)
シンポジウム3 「小児集中治療における終末期チーム医療」
6月12日(金)15:30〜17:00 国際会議室
- 座長:田村恵美(筑波大学付属病院看護部)
- 座長:竹田洋樹(兵庫県立こども病院 救急集中治療部)
- 「小児における終末期医療のこれから」
植田育也(埼玉県立小児医療センター 集中治療室・救急準備担当部長)
- 「PICUにおける終末期の子どもをもつ家族のエンパワーメントを支える支援」
高谷恭子(高知県立大学看護学部)
- 「PICU終末期のチーム医療デザイン構築にあたって」
清水称喜(兵庫県立淡路医療センター 救急・放射線部看護師長)
ワークショップ
ワークショップ
「小児救急で遭遇する鎮静と鎮痛
〜あなたはどう考え、どう動く?エキスパートと一緒に考える90分〜」
6月13日(土)9:00〜10:30 小ホール
- コーディネーター:久我修二(医療法人慈恵会 西田病院 小児科)
- コメンテーター:井上信明(東京都立小児総合医療センター 救命・集中治療部)
- コメンテーター:遠山悟史(東京医科歯科大学 麻酔・蘇生・ペインクリニック科)
- コメンテーター:中川 聡(国立成育医療研究センター 手術集中治療部)
ハンズ・オン・セミナー
ハンズオンセミナー1 「骨髄輸液ハンズオンセミナー」
6月12日(金)14:30〜15:30 国際会議室
- インストラクター:小山 泰明(筑波大学附属病院 救急・集中治療科)
- インストラクター:境野 高資(社会医療法人木下会 千葉西総合病院 救急診療部)
- インストラクター:光銭 大裕(東京都立小児総合医療センター 救命救急科)
- インストラクター:榎本 有希(筑波大学附属病院 救急・集中治療科)
ハンズオンセミナー2 「小児救急における気道管理」
6月13日(土)14:00〜15:00 国際会議室
- コーディネーター:糟谷周吾(国立成育医療研究センター)
- コースディレクター:糟谷 周吾(国立成育医療研究センター病院 麻酔科)
- インストラクター:鈴木 康之(国立成育医療研究センター病院 手術集中治療部)
- 遠山 悟史(浜松医科大学付属病院)
- 大杉 浩一(東京医科歯科大学医学部付属病院)
エコー・ハンズオンセミナー 「小児救急におけるエコー検査」
6月13日(土)15:00〜17:00 国際会議室
- 講師:森 崇晃(東京都立小児総合医療センター 救命救急科)
- 講師:竹井 寛和(東京都立小児総合医療センター 救命救急科)
- 講師:野村 理(東京都立小児総合医療センター 救命救急科)
- 講師:朱田 博聖(東京都立小児総合医療センター 救命救急科)
- 講師:萩原 佑亮(東京都立小児総合医療センター 救命救急科)
- 講師:光銭 大裕(東京都立小児総合医療センター 救命救急科)
- 講師:岩田賢太朗(東京都立小児総合医療センター 救命救急科)
小児救急看護認定看護師会企画セッション
小児救急看護認定看護師会企画セッション
「広げよう!私たちから、子どもの一次救命処置」
6月13日(土)9:00〜11:00 国際会議室
- 座長:鈴木雅子(埼玉医科大学国際医療センター 看護部)
- 座長:上村克徳(神戸市立医療センター中央市民病院)
- 「総合病院での看護師に対する蘇生教育の現状と課題」
鈴木裕美(国立病院機構西埼玉中央病院 看護部)
- 「医師に対する小児蘇生教育の現状と課題」
新田雅彦(大阪医科大学 救急医学)
- 「小児救急看護認定看護師の小児一次救命処置に関する教育・指導の現状と課題」
飯村知広(昭和大学江東豊洲病院 看護部)
- 「日本救急看護学会のファーストエイドナース育成」
浅香えみ子(獨協医科大学越谷病院 看護部)
教育講演
教育講演1 「時間がないという言い訳は通じませんよ ─ 救急外来での教育」
6月12日(金)14:30〜15:00 小ホール
- 座長:吉村仁志(沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 小児科)
- 渡瀬剛人(Division of Emergency Medicine, University of Washington)
教育講演2 「米国の小児救急医療で学んだもの」
6月12日(金)15:00〜15:30 小ホール
- 座長:井上信明(東京都立小児総合医療センター 救命・集中治療部)
- 蟹江健介(沖縄県立中部病院 小児科)
教育講演3 「小児救急における「心エコー」」
6月12日(金)15:30〜16:00 小ホール
- 座長:市橋 光(自治医科大学附属さいたま医療センター 小児科)
- 大崎真樹(静岡こども病院 循環器集中治療科)
教育講演4 「小児救急医療における心筋炎:症候学を中心に」
6月12日(金)16:00〜16:30 小ホール
- 座長:竹内宗之(大阪府立母子保健総合医療センター 集中治療科)
- 野坂宣之(岡山大学病院 高度救急救命センター)
教育講演5
「日常診療のアイデアを臨床研究へ
- 臨床研究相談案件から見た臨床研究初心者が陥りやすいピットフォール -」
6月12日(金)16:30〜17:00 小ホール
- 座長:志馬伸朗(国立病院機構 京都医療センター 救命救急センター)
- 永田知映(国立成育医療研究センター 臨床研究開発センター)
教育講演6 「フライトナースの役割と意義」
6月12日(金)17:00〜17:30 小ホール
- 座長:岡田眞人(聖隷福祉事業団 法人本部)
- 水野憲宏(日本医科大学千葉北総病院 救命救急センター)
教育講演7
「こどもの病歴聴取と身体診察を学ぶ
ワークショップ(HAPPY)コースで学ぶ「こどものみかた」のコツ」
6月13日(土)10:30〜11:00 小ホール
- 座長:窪田 満(埼玉県立小児医療センター 総合診療科)
- 児玉和彦(こだま小児科)
教育講演8 「小児の施設間搬送」
6月13日(土)14:00〜14:30 小ホール
- 座長:松井彦郎(長野県立こども病院 小児集中治療科)
- 植松悟子(国立成育医療研究センター 救急診療科)
- 萩原佑亮(東京都立小児総合医療センター 救命・集中治療部)
教育講演9 「人道的医療援助活動-子どもたちの笑顔に」
6月13日(土)14:30〜15:00 小ホール
- 座長:日沼千尋(東京女子医科大学 看護学部)
- 黒崎伸子(国境なき医師団)
教育講演10 「小児救急における画像診断」
6月13日(土)15:00〜15:30 小ホール
- 座長:岩中 督(埼玉県立小児医療センター)
- 宮坂実木子(国立成育医療研究センター 放射線診療部)
教育講演11
「小児のインフルエンザとRSウイルス感染症診療:現状、エビデンスと今後」
6月13日(土)15:30〜16:00 小ホール
- 座長:堀越裕歩(東京都立小児総合医療センター 感染症科)
- 宮入 烈(国立成育医療研究センター 感染症科)
教育講演12
「「やらなすぎ」と「やりすぎ」でもない「ちょうどいい」小児重症敗血症診療」
6月13日(土)16:00〜16:30 小ホール
- 座長:松裏裕行(東邦大学医療センター大森病院小児科)
- 笠井正志(長野県立こども病院 小児集中治療科)
教育講演13 「Narrative based Medicine: EBMとの対比」
6月13日(土)16:30〜17:00 小ホール
- 座長:寺井 勝(東京女子医科大学八千代医療センター)
- 平岩幹男(Rabbit Developmental Research)
ランチョンセミナー
ランチョンセミナー1
「髄膜炎菌感染症の診断、治療とその予防 -小児救急医に知ってもらいたい基礎知識-」
6月12日(金)12:00〜13:00 大ホール
共催:サノフィ株式会社
- 座長:尾内 一信(川崎医科大学 小児科)
- 齋藤 昭彦(新潟大学 小児科)
ランチョンセミナー2 「進化するパルスオキシメータ」
6月12日(金)12:00〜13:00 小ホール
共催:マシモジャパン株式会社
- 座長:田村 正徳(埼玉医大総合医療センター 小児科)
- 宮坂 勝之(聖路加国際病院 周術期センター)
ランチョンセミナー3 「針1本で危機打開―骨髄路確保のコツ」
6月12日(金)12:00〜13:00 国際会議室
共催:アイ・エム・アイ株式会社、テレフレックスメディカルジャパン
- 座長:井上 信明(東京都立小児総合医療センター 救命・集中治療部)
- 光銭 大裕(東京都立多摩総合医療センター 東京ER・多摩(総合))
ランチョンセミナー4 「症状・病態から考える小児の人工呼吸」
6月13日(土)12:00〜13:00 大ホール
共催:株式会社東機貿
- 座長:竹内 護(自治医科大学 麻酔科)
- 中川 聡(国立成育医療研究センター 手術集中治療部)
ランチョンセミナー5 「急性期川崎病治療の変遷と今後の展望」
6月13日(土)12:00〜13:00 小ホール
共催:一般社団法人 日本血液製剤機構
- 座長:吉川 徳茂(国立成育医療研究センター 臨床研究開発センター)
- 小林 徹(国立成育医療研究センター 臨床研究企画室)
ランチョンセミナー6
「第5回 Triage & Early Warning System研究会」
6月13日(土)12:00〜13:00 国際会議室
共催:株式会社フィリップス エレクトロニクスジャパン、株式会社ダンクネット
はじめに
- 清水 直樹(東京都立小児総合医療センター 救命・集中治療部 集中治療科)
第1部 EWS部門(40分 発表30分 質疑10分)
- 進行:井上 信明(東京都立小児総合医療センター 救命・集中治療部 救命救急科)
- 「本邦の小児入院患者の心肺停止とRRSに関する動向調査
〜日本小児救急医学会・多領域医療連携委員会・RRS小委員会アンケート調査結果」
演者:川崎 達也(静岡県立こども病院 小児集中治療科)
第2部 Triage部門(20分 発表15分 質疑5分)
- 進行:植松 悟子(独立行政法人国立成育医療研究センター 救急診療科)
- 「小児の呼吸数・心拍数の基準値と測定法 〜過去と未来〜」
演者:神薗 淳司(北九州市立八幡病院 小児救急センター)
最後に
- 六車 崇(横浜市立大学附属市民総合医療センター 高度救命救急センター)
一般演題(ポスター発表)
ポスター発表日程表(PDF)
学会併設コース
小児ITLSコース(6月14日開催)